そろそろ完結なので、それに先駆けて復習しておこうとふと思い立ち、『ARIA』アニメ版を最初の『The ANIMATION』から観直すことにしました。とりあえず今日は１巻、アニメ版における灯里のメール相手であるアイを登場させたオリジナルの第１話と、アクア・アルタから藍華と晃の関係を描いた第２話収録分を鑑賞。
……当時は神憑りだと思っていたように記憶してるんですが、いま観るとそうでもない……やっぱりその辺のアニメと比べれば質は遥かに高いのですが、しかし現行シリーズの異様なアヴェレージには見劣りする。必要な場面で過剰なくらいに作画・演出の質を高めてくるあたりの伝統は既に窺えますが、もう全体のレベルは段違いです。方法論を確立してスタッフの腕を高めた結果なんだろうなー。
とは言え久々に観ると、やっぱり序盤からいい感じ。とりわけアリシアと晃の漫才は凄まじく楽しかった。灯里と藍華のやり取りを更に純化させたような感じで。
だが、これはリアルタイムで購入していた頃から思っていたことですが――ＤＶＤの仕様が変。画面がスタンダード・サイズなのはまだ当時の主流だったからいいとして、本編の冒頭と巻末とがぶつ切り状態になっていたり、巻数ごとにディスクのラベルを分けていないので、リジューム再生の機能があるソフトだと、前に再生した巻の情報を参照されてしまう。『The NATURAL』では改善されていたかどうか記憶にないのですが、とりあえず現行シリーズのＤＶＤでは改善されていることを祈る……まあ、同じスタッフが手懸けて発売元も一致している『スケッチブック〜full color’S〜』では問題がないので、たぶん大丈夫だとは思いますが。
……まあそれはさておき、引き続きアリス初登場の第２巻を観るとしようか。実は午前中のＢＧＶを『ＳＡＷ』なんて痛いものにしてしまったせいで若干心がささくれてるよーで……。
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