まあ土曜日は祝日だろうと変わらず映画を観に行く日なので、混んでいることは半ば覚悟してお出かけ。電車にて六本木へ――
行く前に、まずは秋葉原へ。開始時間がちょっと遅めなので、普段は観終わってから済ませる買い物を、手早く先に済ませようと思ったのです。雨の降る中を急ぎ動き回って、簡単に買い物を片付け、ふたたび電車で移動。
訪れたのはTOHOシネマズではなく、昨年の夏にいきなり訪れて以来となるシネマート六本木。祝日だからこの界隈も混んでいる――かと思いきや、祝日朝の六本木は逆に閑散としていました。途中から清掃のおじさんぐらいしかすれ違わないし。しかし劇場のほうは、業界人らしき面々と私同様の物好きでちゃんとそれなりに混雑してました。
鑑賞したのは、韓国出身ながら海外でより高く評価されている異才、キム・ギドク監督2007年の作品、自殺を繰り返す死刑囚と、夫の裏切りに苦しむ女との交流を描いたドラマ『ブレス』(SPO ENTERTAINMENT・配給)。キム・ギドク監督作品にしてはストレート、という評価を目にしたので、果たしてそうかな、と思いつつ観に行きましたが――あくまでギドク監督にしては、という程度で、やっぱり癖のある、そしてだからこそ見応えのある作品でした。オチがアダモだったのには別の意味で驚きましたが。
鑑賞後は、六本木で映画を観たときに良く立ち寄るラーメン屋へ。しかしこちらは、ヒルズに属しているせいか、私が遭遇したことのない混雑ぶり。いまさら別の店を探すのも面倒なので大人しく並びましたが、やっぱり基本的に食べ物屋で並ぶのはあまり性に合いません。
先に買い物は済ませていたので、食後はそのまままっすぐ帰宅。
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