映画鑑賞がコンスタントに進む一方で、今年は読書が不調で、未だ50冊に達してません。計42冊、しかもそのうち15冊が何と先月だったという。何を読んだのか、たまにはざっと掲げてみましょう。
- 十文字青『ANGEL+DIVE 1.STARFAKE』(一迅社文庫/一迅社)
- 深澤夜、原田空、つくね乱蔵[著]/加藤一[監修]『恐怖箱 蛇苺』(竹書房文庫/竹書房)
- 幸田露伴『五重塔』(ワイド岩波文庫/岩波書店)
- 「幽」編集部[編]『怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集』(MF文庫ダ・ヴィンチ/Media Factory)
- 西川真音/工画堂スタジオ[監修]『零と羊飼い』(一迅社文庫/一迅社)
- 平山夢明[編著]『「超」怖い話Μ』(竹書房文庫/竹書房)
- わかつきひかる『ふたかた』(一迅社文庫/一迅社)
- 綾辻行人『深泥丘奇談』(幽BOOKS/Media Factory)
- 福澤徹三『いわくつき日本怪奇物件』
- 平山夢明『怖い本(8)』(ハルキ・ホラー文庫/角川春樹事務所)
- 山口雅也『キッド・ピストルズの最低の帰還 パンク=マザーグースの事件簿』(光文社)
- 平谷美樹・岡本美月『百物語 第七夜 実録怪談集』(ハルキ・ホラー文庫/角川春樹事務所)
- 神坂一『スレイヤーズすまっしゅ。1 獅子の試練を乗り越えて』(富士見ファンタジア文庫/富士見書房)
- 小林めぐみ『片手間ヒロイズム』(一迅社文庫/一迅社)
- 小池壮彦『怪奇事件はなぜ起こるのか 「生き人形」から「天皇晴れ」まで』(洋泉社)
要はライトノベルと怪談本という、私には読みやすいものと、これまでちまちま読み進めていたものを一気に片付けたから、先月は多めになったわけです。一迅社文庫はなるべくすべてフォローしようとしてますが既にかなり遅れてます。次は『ぶよぶよカルテット』か『月明のクロースター』ですが、そうこうしているあいだに8月配本が来そうです。9月までには追いついておきたいなあ色んな理由で! 11は、そろそろミステリが恋しくなってきた証。仕掛けは緩めですがやはりこの稚気が頼もしい。久々にカーが読みたくなりました。そして異彩を放つ3は、ただいずれ読んでおかねば、と思っていたのが沸騰したがゆえです。
本当は先月中は14で止めるつもりでしたが、一昨日入手したばかりの15が入っているのは、途中から論点が偏りはじめて気持ち悪くなり、はやく片付けてしまいたくなったから。掲載誌が『不思議ナックルズ』でしたから、そんな感じでも良かったのでしょうが、一冊にまとまると体臭が濃くなって辛い。紙幅の制約もあるのでしょうが、論旨の裏付けがあまり提示されていないのも気になりました。
……さて、今月は何冊読めるやら。怪談本はなるべく早く手をつけるようにしている都合上、最低でも4冊はいけると思うのですが。
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