『絶対可憐チルドレン』19th sense.「暴走天使!うちのナオミにかぎって…!」

 特務エスパー“ワイルド・キャット”ナオミの様子がおかしいと、主任の谷崎が皆本に訴えてきた。悪い連中と付き合っているのでは、という疑いを抱く谷崎に頼まれて、皆本――とザ・チルドレンほか多数がナオミの素行を調べることに。概ね普通の女子高生そのものの生活ぶりであったが、放課後彼女は突如として変貌する……

 実のところアニメ版では“ザ・チルドレン”の三人よりも愛されているきらいのあるナオミ編。作画にはところどころ手抜きが目立ちますが、そのぶんナオミの作画と動きに気が配られているあたり、やっぱり無駄に愛されてるよなあ。

 基本的に原作準拠なのですが、やっぱりクライマックスの変更が微妙です。既にレベル6のサイコキノであるナオミが稼働しているのに、あえて“ザ・チルドレン”まで解禁する必要はないでしょう。4人揃って見栄を切らせたかったのかも知れませんが、それならそれでもうちょっと派手なクライマックスにしたほーが良かった。

コメント

  1. 通りすがり より:

    >やっぱりクライマックスの改竄が微妙です

     重箱の隅をつつくような書き込みで恐縮なのですが、「改竄」とおっしゃるのには、いささか首をひねってしまいます。「改竄」という言葉は、辞書的な意味では、悪意をもって字句を改変するというニュアンスがありますので、これではスタッフが悪意をもって改変した、という印象を与えてしまうのではないでしょうか。
     「改変」、もしくは「改悪」とされた方が良いのではないでしょうか。

  2. tuckf より:

     調べてみましたが、“改竄”には必ずしも悪意で行っていなくとも、好意的に感じられない変更をそう呼ぶこともあるようです。私も多分にそういう意識がありました。
     が、私としてもそこまでこの表現に固執する気はありませんし、アニメ版が初期から打ち出している、低年齢層を想定した改変という意味では間違っていないと思いますので、もっと簡単に“変更”としました。
     御指摘ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました