興味を惹かれて録画予約をしておいたものを、遅ればせながら少しずつ消化していきます。……いったいいくつあるんだ、とか聞かないでください。把握してないから。ぜんぶ観終わるまでのお楽しみ。
小中高一貫教育の私立上園学園高等部に入学した能乃村歩巳――が、入学早々、教室移動の最中に迷子になってしまう。途中で同級の伊井塚龍姫と遭遇、行動を共にするも、彼女も実は迷っているようで。途方に暮れたとき、2階からひとりの少女が飛び降りてきた――
監督が『ぱにぽにだっしゅ!』とかで名前をよく目にしていた人物だったのでチェックしてみた。……恐ろしく内容がない。中心となる虎子の無茶苦茶さ加減を軸にして、ただひたすらだらだらと描いている。絵のタッチや雰囲気は嫌いではないですが、初回の掴みが「2階から飛び降りる」しかないというのはいいのか、本当にいいのか。
演出的には面白いところもあるので、とりあえず観続ける気になってはいますが、引っ掛かるのはテーマ曲の出来の悪さと、主題歌を歌っている女の子が担当しているらしい次回予告の聞き取りづらさ。OP・EDはつんく♂プロデュースのようですが、どうも出来が良くない。OPは雰囲気だけ格好良くしたような歌い方で全体の印象が薄まっているし、EDに至ってはサビのインパクトが皆無で、平野綾が歌っている主題歌の中では最低の出来。別につんく♂自体は嫌いではないのですが、正直量産が過ぎて枯渇しているのではないでしょうか。
主題歌を歌っている子はどうも本篇にも登場するようですが、あんな聞き取りづらい喋り方でやられてもなあ。むろん、そこを解っているからメインは折笠富美子をはじめ実力のある人が固めているのでしょうけれど、でも次回予告であってもあんまり露出はさせない方が身のためだと思う。
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