土曜日見送った分をフォローするべく、午後にバイクにて映画鑑賞へ。
しかし、今日はいささか日が悪かった。GW明け最初の平日、しかも前日が五十日だったせいもあるのか、変な走り方をしている車が多い。ペースは遅いし妙なところで止まるし、終始ヒヤヒヤしっぱなしで、ららぽーと豊洲に到着した頃にはもう疲労困憊。あーもう、早く椅子に座りたい、でも疲れすぎて寝たらどうしよう、などと考えながらエスカレーターを3階まで登り、財布などを取り出そうとウェストバッグに手をかけつつ、窓口に向かおうとしたら。
……………………なにこれ。
嘘でしょ、と思いつつ視線を転じると。
ほんとに、人がいない。
しかし窓口に従業員の方はいらっしゃったので、事情を訊ねてみると、4階にある電気系統のトラブルにより映写機が使えない状態になったらしい。現在復旧中で、夕方からは再開できる見通しだというが、私が鑑賞するつもりだった作品の回は確実に上映されない模様。
まさか再開したあとの回まで待つ気にはなれないし、ここでは他に観る作品がなかったので、大人しく離脱。今日はギリギリまで観る作品を決めかねて、西新井の上映時間も調べてあり、第2候補に考えていた作品が移動時間を考慮してもちょうどいいぐらいのタイミングから始まると解っていたので、東京を南から北へ縦走するような格好で西新井へ。……豊洲まで来るだけで疲れきっていたので、気分的に倍ぐらい遠く感じました……。
予定変更して鑑賞したのは、『クリムゾン・リバー』のマチュー・カソヴィッツ監督、『トリプルX』のヴィン・ディーゼル主演にて、モーリス・G・ダンテックの小説を映画化したSFアクション『バビロン A.D.』(20世紀フォックス・配給)。こないだ買った原作はまだ冒頭をちょっと読んだだけですが、もともと観る前に読むことは諦めていたので問題なし。
原作をどういう風に消化したのかは謎ですが、多くの定番だけど魅力的な素材を充分に活かしきっておらず、骨組みはしっかりしていてもこぢんまりとまとまってしまった印象。でも、アクション映画として割り切って作っているので見所はふんだんにありますし、何よりヴィン・ディーゼルが役者としての色気を発揮している。冷静に見て傑作とは言えませんが、私はけっこう好きです。
帰宅してネットを見ると、最近ウォッチしている件がまたしても大炎上していて、こっちも火事かよ! と嘆きつつ追いつくのにえらい時間を無駄遣いしました。
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