独り寝は厭なんだそうだ。

 相変わらず咳が続いていますが、それ以外はほぼ復調しました。ぼちぼち辛抱溜まらなくなったので、仕事のあと映画鑑賞へ。当初今週の平日に観る作品はつい最近封切られたばかりのレイトショー作品を観るつもりでしたが、もう一本、毎度ながらロングランしているのをいいことに観るのを先送りにしていた作品が来週以降上映回数を減らし、終業後赴いて鑑賞、ということが出来なくなってしまうので、予定を変更して恵比寿へ。

 ものは、これだけの本数鑑賞しながら未だ一本も観たことがなかったウディ・アレン2002年の作品さよなら、さよならハリウッド』(日活・配給)。ああなるほど、こいつは支持されるはずだ、と大変納得。洒脱でシニカル、落ち着いたカメラワークながらちゃんと一般的な観客に配慮した解りやすいドタバタと綺麗な決着を用意している、至れり尽くせりの仕上がり。基本のプロットはお約束を敷衍しているので退屈とか肌に合わないと感じる人も多いだろうと感じましたが、私はこーいうの大好きです。実はこれの上映回数が減るのは、続いてウディ・アレン監督作品『メリンダとメリンダ』が今週末から公開されるからだったりするので、こちらも機会をつくって鑑賞しましょう、折角だし。……つまり、今週末観るつもりなのはまったく別の映画だってことですね。ともあれ、詳しい感想は後日こちらに

 限られた時間で移動したために現地入りした時点でかなり疲れていたので、帰りはどこにも寄らずまっすぐ帰宅。しかし折悪しく、直前の電車が遅延したとかで、道程の半分を過ぎるくらいまで大混雑。押し出された挙句、連結部に閉じこめられる羽目になりました。尤も、押し合いへし合いしている中では本を目の前にかざすのも一苦労でしたが、足場の不安定な連結部にいたがる人間はそうそう多くないようで、本を読むのは楽……でもない。照明が届かないから暗いのよ。

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