本日も封切り日につき、2日連続、そして今週3度目となるTOHOシネマズ西新井訪問です。きのうの『THE 4TH KIND フォース・カインド』は午前中の回がなかったために夕方の鑑賞でしたが、今日は逆に9時15分という早い時刻に初回が用意されている。もうめったやたらに冷え込む朝、無理矢理素速く準備して、慌ただしく劇場へ。
作品は、現在第4作までリリースされている人気ゲーム・シリーズ初の劇場版、『レイトン教授と永遠の歌姫』(東宝・配給)。ほんとーは新宿で舞台挨拶つきの回を鑑賞したかったのですが、かすりもしなかったので、馴染みの劇場を選んだ訳です。
ゲーム版のムービーパートを制作しているスタッフが手懸けているので、ムードは完璧。ちゃんと盛り込まれた謎も、ゲームでは扱いづらい趣向になっていて、独特の楽しみがある。でも、どーしても「ムービーの継ぎ合わせ」という印象が消せていません。見せ場はふんだんにあるけれど、どうもフラットだし、テンポもいまひとつ良くない。伏線の張り方も物足りない……まあ、ミステリーを含んだ少年向け冒険もの、という見方をすればきっちりと実が詰まっていますし、ゲームでこの描き方に親しんでいる目からすれば充分楽しめますが、せっかく映画という媒体で示すなら、これがレイトン教授と初めての体面、という観客も惹きつけるようなものにして欲しかった。
開始時間が早ければ終了時刻も早い、ということで、行きつけの蕎麦屋には寄らず、遠まわりをして幾つか用足しを済ませてから帰宅。……ここまで冷え込むと、バイクで長時間うろつくのは非常に億劫です……。
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