最後に空を飛ぶ。

 自分でも狂ったように、と言いたくなるほど盛大に映画を観まくった2009年も本日で終わりです。締め括りはいい映画を観ようと、残しておいた取って置きを鑑賞するべく西新井へ――開映時刻が9時10分と早めなので、寝坊するまいと用心して行動したら、6時30分頃に目覚ましを待たずして起きてしまい、読みさしの本を1冊片付けてしまったのは嬉しいおまけでした。

 鑑賞したのは、ピクサー・スタジオ最新作、亡き妻との約束を果たすため、風船で家ごと旅に赴いた老人の冒険を描いたカールじいさんの空飛ぶ家(3D・吹替版)』(WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES. JAPAN・配給)。思っていたより薄い、というのが正直なところですが、それでもさすがに映像の完成度は高く、ストーリーにもシンプルながら感動を呼ぶ仕掛けがあって満足の出来。観まくった1年を締めくくるにはむしろこのくらいがちょうど良かったかも。

 鑑賞後、例年通り行きつけの蕎麦屋に寄って、年越しそばを引き取りがてら昼食。一眠りを挟んで、さっさと感想も仕上げました。これより一気に今年最後の更新に入ります。

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