『サバイバル・オブ・ザ・デッド』トークショー付試写会atブロードメディア試写室。

 平日の朝9時45分開場・10時開映、というみょ〜に早い時間の試写会に当選しました。毎度の如く例の某氏をお招きして、月島というまたこーいう用事では滅多に訪れたことのない場所へ。映画の配給会社はPresidioなのに、試写に使うのがBroadmedia Studiosなのはこれ如何に。

 上映開始前にまずはトークショー。プレゼントの募集記事には確か“『サバイバル』にちなんだゲストをお招きして”といった記述があり、だとしたら有吉弘行あたりかしら、などと冗談半分で考えていたら――当たらずといえども遠からず、ダンディ坂野と小島よしおというコンビがまず登場。

 来年消えそうな芸人ランキング上位常連ふたりとか、サン・ミュージックを代表する一発屋芸人、とかネガティヴな発言を積み重ねつつ、芸能界で生き残るためには? と話を進めて、新たなゲストに助言を請う、という流れに。

 そこで叶姉妹が出て来た意味は、正直よく解りません。

 ふたりが今後も芸能界で生き残るためには何が必要か? という司会からの問いかけに、ダンディには「もっと違う色のスーツを」、小島には「服を着た方がいいのでは」と至極真っ当な返事をし、それを受けてダンディと小島はいちど退場。ダンディは緑色のスーツで再登場し、小島に至っては会場入りの時に着ていた私服で現れました。まあその程度ですぐになにかが変わるはずもなく、ネタを披露しては微妙な空気になっていたわけですが、小島よしおは何気ない行動がちょっとハマって、少し会場の笑いを誘ってました。ただあれは、小規模なイベントでさり気なくやらないと効果がないと思う。

 芸人ふたりが去ったあと、叶姉妹から映画についてのコメントがあって、トークショーは終了。ようやく本篇へ。

サバイバル・オブ・ザ・デッド』(Presidio・配給)ゾンビ映画の第一人者であるジョージ・A・ロメロ監督の最新作、というわけで、もはや毎度ながらのロメロ節。ゾンビというモチーフで怖がらせるのではなく、人間の業の深さ、相容れようとしても相容れない現実を描き出してます。鑑賞後某氏と話してみると、けっこーあちこちに矛盾や疑問点があるんですが、それも含めて、一筋縄ではいかない作品です。最終的に西部劇のようになってしまうあたりも込みで、私はお気に入り。

 せっかく月島まで来たし、このところ食べたくて食べたくて仕方なかったので、某氏も道連れにして、昼食はもんじゃ焼きで済ませました。久々だと要領を忘れてますが、2種類やればさすがに思い出す。そして、意外と量が多いということも思い出す。堪能しました。

 さて帰るか、と駅に赴くと、利用すべき有楽町線が人身事故で止まっており、復旧に時間がかかりそうだったため、大江戸線で途中まで移動し、最後は徒歩で帰宅。お陰様で、携帯電話の歩数計は10,000歩を超えました。

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