炎天下でも自転車で映画館通い。

 依然として多忙です。とりあえず今週いっぱいでなるべく分量を仕上げねばならない――のですが、観たい映画が溜まりすぎているし、ここ数日ストレスが著しかったので、リフレッシュのためにも、と映画鑑賞へ。

 梅雨が終わって連日猛暑が続いており、油断すると映画鑑賞のあと使い物にならなくなるので、充分に準備して出発。帽子を被り、たまに紅茶などを入れて持っていっているサーモマグボトルに普通の水と氷を入れておき、道中頻繁に水分補給をするようにしたところ、到着した時点での発汗も最小限に抑えられましたし、炎暑のなか出かけたあとで襲われる疲労感も少なくて済みました。……というか、水分補給に用いるなら、普通の水がいちばんいいと改めて実感しました。

 TOHOシネマズ西新井にて鑑賞したのは、藤沢周平の代表作『隠し剣』シリーズの異色作を、平山秀幸監督&豊川悦司主演で映画化した、重厚な時代劇必死剣鳥刺し』(東映・配給)

 山田洋次監督による3部作以来、藤沢周平原作の映画はなるべく追うようにしてますが、これはハードボイルド風のストーリーが非常に私好みでは、という期待があって、特に楽しみにしてました。まったく期待に違うことなく、地味だけど丹念で重厚、哀しくも清々しい、秀逸な時代劇に仕上がってました。山田監督による藤沢映画よりもオーソドックスな作りですが、それも主題に合致していて快い。

 鑑賞後は行きつけの蕎麦屋にて昼食。帰り際、お願いしてサーモマグボトルに氷と水を頂戴して、帰途も随時水分補給を行いました。結果、体調はいいんですが――疲れていることだけは否めなかったようで、少し昼寝、のはずが寝過ぎてしまいました。……まあ、いつもより1時間ぐらい早く起きたからなあ。上映開始が9時だったから。

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