レンタルDVD鑑賞日記その119。

 きのう借りてきたDVD2枚、本日観終わったので、まとめて感想を記しておきます。

 月額レンタルを利用していたとき、『Yes!プリキュア5 GoGo!』を途中まで借りてましたが、停滞しているあいだにMXテレビの再放送で終わりまでやってしまったのです。現行の『ハートキャッチプリキュア!』にハマっているうちに、シリーズの変遷を最初から辿りたくなったので、原点に戻ってみました。プリキュアふたりの出逢いから、何故かこのコンビで社会科見学委員をすることになった第4話まで収録。

 こうして見ると、第1シリーズで基本的な部分はほぼ完成しているのが解ります。変身の方法やアクションの方向性などは、これのヴァリエーションで成り立っている。一方で、旧知だけど特に仲がいいわけではなかった、というメイン2人の関係であるとか、やたらくっつきたがる妖精の特徴付けとか、私の知っているシリーズ作品とはかなり趣の違う設定が、却って、というよりいま見ても新鮮。

 ……MXテレビでいまやっている『フレッシュプリキュア!』の再放送が終わったらこの第1シリーズが始まるのでは、という危惧を抱きつつ、ちょこちょこ借りて辿ってみます。

 クリント・イーストウッドの映画初主演作品。いま読んでいる本に触発されて、主演作および監督作を順繰りに観る、という野望を抱いてしまったので、その第一歩です。

 当時は過激さに拒絶反応が起きた、という作品ですが、いま観るとゆったりしているし、レンタルではアメリカ公開時の少し尺を短くしたヴァージョンを貸し出しているとはいえ、暴力表現もさほどではない。しかし、抗争に巻き込まれた町の荒涼たる雰囲気と、そのなかで飄々と立ち回るイーストウッドの格好良さがひたすら光ってます。ドラマとしてのコクにも乏しいものの、そこを割り切って描ききっているからこその美学も感じさせる。なるほど、魅力的な作品でした。

 次は『続・荒野の用心棒』……ではなく『夕陽のガンマン』。

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