多忙でわたわたしているあいだに、是非とも観たかった作品が一気に上映時間を減らしたり終わったりしていくので、午前中に取り急ぎ一本拾ってきました。本日の行き先は新宿――例によって、昨日までは自転車で赴くつもりでiPhoneの地図に道順を表示させておいたのですが、雨模様につき大人しく電車にて移動。
向かったのは新宿武蔵野館、鑑賞したのは、『エレジー』のイザベル・コイシェ監督が菊地凛子を主演に迎え、日本を舞台に描いた感傷的なノワール『ナイト・トーキョー・デイ』(ディンゴ・配給)。説明も難しければ、薦める対象にも困る作品ですが、歯応えはありました。
ちなみにこの作品、現在ある事件の被告となっているあの人物が出演しているために日本公開が危ぶまれていましたが、その方の登場する場面をすっぱりとカットすることで無事公開に漕ぎつけたようです。そういう予備知識を持っていたので、いったいどのあたりを切ったのか、その痕跡を窺いながら鑑賞したのですが……まったく解らない。なんか、もともとあんまり必要がなかったかのように映ります。某氏が出演したままのヴァージョンも鑑賞して、どう変わったのか確かめたいところですが……無理だろうなー。
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