日付が変わる前に更新を済ませようと頑張ったのに、はてなの操作がスムーズに進まず結局数分遅れになってしまい、ちょっと落ちこみつつ、ふと気がついたこと。
すっかり人気俳優となった堺雅人ですが、何だかこの方、他の俳優にくらべて、“実在の人物をモデルにした映画”で主演する回数が多い気がします。南極観測隊に同行したシェフの姿を描いた『南極料理人』しかり、嘘のような詐欺事件を題材にした『クヒオ大佐』しかり、そして今日の『武士の家計簿』しかり。小説や評伝とは異なるものをベースにした映画にやたら出ているように見えます。
まあこれは、たまたま私が鑑賞した作品にそういうものが集中していただけかも知れません。最近だと裁判傍聴マニアが著した書籍をもとにした豊島圭介監督の映画みたいなのもありますし(……あ、あれも早く観ないと)、海外でも『しあわせの隠れ場所』やデヴィッド・フィンチャー監督最新作にして傑作の前評判が高い『ソーシャル・ネットワーク』なんてのがある。
しかしそれでも、こういう作品がきっちり印象に残っているのは、題材の面白さもさることながら、堺雅人という俳優の存在感が突出しているが故でしょう。……もーちょっと他の、見落としている作品も拾っておくかしら。『ゴールデンスランバー』とか『ジャージの二人』とか。
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