嬉しいニュースと、残念なニュース。

　まず嬉しいニュース。『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』のエドガー・ライト監督最新作『Scott Pilgrim VS. The World』、本国で興収が不振だったために日本での公開も保留になっていましたが、このたび邦題『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』として４月から順次公開が決まったそうです。上映館がシネマライズなので、ミニシアターを行脚する形になるようですが、それでも目出度い。

　残念なニュースのほうは、今週末からスタートする『第２回午前十時の映画祭』にて上映予定だったビクトル・エリセ監督作品『ミツバチのささやき』が、『山猫』に差し替えになったそうです――実は２年目のプログラムの中で、個人的にはイーストウッド作品と並んで、これが特に楽しみだったので、けっこうショック。何故かDVDを持っているものの、折角だから映画館で観てから感想を書こう、と思っていましたが、近いうちにDVDで観直して書くか……。