今週末は連休ということもあり、映画の封切りはほとんどが金曜日になってます。そんな中で私がこれは観る、とチェックしていたものは、西新井では朝一番の回がなく、有楽町の日劇ではレイトショーのみ。まあ、こういう映画を日劇でやること自体がそんなにないことなので、折角だから大画面で観るか、と20時近くなってからお出かけ。朝からずっと雪模様なので、さすがに自転車はやめて電車での移動。およそ2ヶ月ぶりだ。
作品は、僅かな製作費と僅かな劇場での上映から大ヒットとなり、日本でも昨年初頭に話題を振りまいた作品の続篇、『パラノーマル・アクティビティ2』(Paramount Japan配給)。
基本的には、日本盤とは違う形でうまくオリジナルを膨らませていて好印象、怖さも増していて評価はするんですが……どうも、“恣意的な編集”という雰囲気が色濃くなっていて、神経質な見方をすると、ちょっと処理を誤った気がします。あと、冒頭で日本の配給会社が入れたと思しい、「スタッフロールのあとで衝撃の事実が判明します。席を立たずにお待ちください」といった旨のテロップが出ますが、あれはやり方として非常に拙いです。反感を招くので取ったほうがいいと思う。場内が明るくなってから思わず知っとるがなそのくらいとスクリーンに突っこんでしまいました。
しかし、それよりも問題なのは、本篇の表現を敷衍すると、日本版が成立しなくなってしまうことかも知れませんが……うん、まあ、秋まで結論は保留しときましょうか。
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