雨に降られる大成龍祭詣で。

　この忙しいのに２日連続で映画鑑賞。でも仕方ないじゃないですか、連日上映するのではなく、この日この時間しかやってないものなんだもの。特に大成龍祭については、何とか半券20枚集めて、スペシャルDVDを入手したいのです！

　……と意気込んで出かけたはいいものの、途中から大雨に祟られました。天気予報は降水確率30％ぐらい、一部で降るだけ、とあったので高をくくっていたら、道中ほとんど雨に降られる始末。途中で雨宿りをし、本当はいけないのですが、今更カッパを着ると却って始末に負えなくなるので、片手で傘を差してゆっくり走ることに。幸か不幸か、六本木の坂にさしかかる頃には小止みになり、だいぶ濡れていた服は、強風と映画館内の乾燥も手伝って、映画鑑賞ののち家路に就く頃にはだいたい渇いてました。

　ともあれ今週の大成龍祭2011上映作品は、ジャッキーとしては当時でも珍しい武侠もの『成龍拳』(東宝東和配給)。日本での人気が出てから、無理矢理な邦題をつけて公開したものらしいので、まあ出来は推して知るべし、という気分でしたが――想像以上にあちこち駄目でした。ツッコミどころが多すぎてどこから手をつければいいのか解らないくらいに。ジャッキー・チェンはこういう武侠ものに合わない、というのは同感ですが、そもそも私にゃロー・ウェイ監督にこの題材が向いてなかったんじゃないかと……。

　感想の宿題が溜まっているので、詳しく書くのは当分先になりますが、いったいどのくらい書けばいいのか、今からけっこー本気で悩んでます。