今日を含めて、残り5回。[大成龍祭2011(19)]

 切羽詰まっておりますが、これは観に行かないといけない大成龍祭2011。ついでに少し遠いところのTSUTAYAにも寄りたかったので、早めにお出かけ。

 ……早く出かけすぎて時間が著しく余りました。

 六本木が近づいたあたりで、そういや大つけ麺博をやっているんだっけ、と思い出し、仮に食事をしても充分間に合う頃合いだと判断、更に寄り道をすることに。

 もう、店じまいしてました。

 着いてから思い出しましたが、そういやこれは月曜日から1週間を区切りに店舗が入れ替わる仕組みで、日曜日はそのために午後4時で終了するのです。まあ、六本木に映画を観に行くついでに寄るのにさほど苦にならない立地条件だ、というのが解ったので良しとする。

 ふたたび六本木を目指して移動。現地入りしてもまだ小一時間ほど余裕があったので、近くの喫茶店に入ってお仕事――はおいといて、近ごろ滞りがちな読書に耽りました。本当に、映画と作業で手一杯で、今年は映画の1/5ぐらいしか読めていないのです……。

 何はともあれ、ようやく辿り着いた本日の大成龍祭は、大ヒット作の続篇『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』(東宝東和配給)。本公開時は何故かポリス・ストーリーの続篇だということを明示しない邦題になっていたため、この邦題では初めての劇場上映なんだそうです。

 出来映えの方は……正直に言えば、この時期のジャッキー作品としてはいまいち。アクション、コメディにおいてもいまひとつ奮っていない印象です。いや、細かな趣向の鏤め方は見事ですし、クライマックスの弾けようは素晴らしいし、観ていて面白いことは間違いないんですが、緩んでいる部分が多く、ストーリーとしてのまとまりもあまり良くない。途中で話が変わったように感じられたまま終わってしまうのが個人的にはいちばんネックです。ただ、のちに『香港国際警察/NEW POLICE STORY』で見せる犯人像は、ここで掘り下げられなかったことを反省して取り込んだように見えたりと、ジャッキー作品を通して鑑賞すると色々と興味深いところはあるんですが。

 しかしこの作品、本筋よりも個人的に思わずニヤリとしたのは、『MAD探偵』のラウ・チンワンが端役でちょこっと出演していたことだったりする。

 何だかんだですっかり満喫した大成龍祭も、これで残すところあと4回。さて、あと何回観られるかしら。

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