色々と多忙ですが、今日あたり行っておかないと観逃してしまいそうなので、意地でお出かけ。雨模様につき、本日は電車で移動です。
六本木にて鑑賞した今週の《青の50本》作品は、リドリー・スコット監督&ダン・オバノン脚本、といういま聞くと凄まじい組み合わせによるSFホラーの金字塔『エイリアン』(20世紀フォックス配給)。この辺は1回ぐらい観ている……と思うんですが、もともとそれほど映画好きではなかったうえに、かつては血の出る、怖い映画が嫌いだった、とこのブログを眺めていると嘘としか思えない子供だったので、観ていたとしてもまともに観てはいなかったのでしょう。予備知識はありますが、もう初見として鑑賞しました。
……まあ、何で早く観ておかなかったんでしょう。間然するところのないSFホラー。『猿の惑星』から10年程度しか違わないのに、映像的にも世界観としても完成されている。H・R・ギーガーの優れたデザインを得ているにも拘わらず、モンスターをじっくりと見せることをせず、ピンポイントでちらつかせて心理的な恐怖を掻き立てる巧さ。それでいて美術の完成度やカメラワークも秀逸で、いま観てもほとんど古びていない。凄かった。
実は、しばらく前からこのシリーズはちゃんと頭から観ておきたい、と思っていたのですが、第2回午前十時の映画祭のラインナップに加わったので、スクリーンで鑑賞してから続きを観よう、とずっと控えていたのです。ああ、これでやっとキャメロン監督の2や、私が映画道楽にハマるそもそものきっかけを作ったデヴィッド・フィンチャー監督の3をちゃんと観られるぞー。
映画鑑賞のあとは、いつも通りにうどん屋で食事をし、日比谷に寄り道をして後日のチケットを押さえてから帰宅。
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