初の3度目。

 先月下旬の激しい体調不良に妨げられて、思ったほどフリーパスが有効に活用できておりません。今週末にも観たい作品が封切られていっぱいいっぱいになってきたので、とにかくひとつでも消化しよう、と朝から自転車にてTOHOシネマズ西新井へ。

 が、観たのは初見の作品ではなく、新少林寺/SHAOLIN』(Broadmedia Studios×Culture Publishers配給)の吹替版だったりする。もともとこれを今年200本目の鑑賞作品にするつもりで調整していたのに、色々あって先送りにしていましたが、西新井での吹替版上映が本日最後だったのに気づいて駆け込みで観てきたわけです。ずいぶんたくさん映画を観てきましたが、実はひとつの作品を3回も劇場で観たのはこれが初めて。まあ、最初は試写会で今度はフリーパスですから、たまたまそういう巡り合わせになっただけなんですけど。

 とにかく石丸博也ヴォイスのジャッキー・チェンが観たかった、というのが理由なのですが、3度目でも変わらず面白い。ぜんぜん退屈しません。試写会で観たときから評価は高かったのですが、観れば観るほどいい作品と感じてます。西新井での吹替版上映は今日まで、字幕版も1週間程度で終わりそうですが、しかし全国的には小屋を移して続映する傾向にあるそうです。それも宜なるかな

 ……しかし、ここで困ったことがひとつ。上にもうアップしてある『ダーティファイター』で、感想の持ちネタは尽きてしまったのですが、翌る日に観たのが既に感想アップ済の作品、ということは明日の更新ネタがない。しかし、スケジュールの都合で、明日観ても当日のうちにアップ出来るとは限らない。まずい!

 なので、夕方から時間を作って、購入したDVDのなかからまだ観ていないものをピックアップして鑑賞しました。

 今年1月に買ったっきり、観るタイミングを逸し続けていた作品、『ディセント』のニール・マーシャル監督最新作です。ローマ帝国から遠征しながら、歴史上からその痕跡が失われた第9軍団に何が起こったのか、を描いた歴史アクション。

 ヴァイオレンス描写は相変わらずながら、話が話なので爽快感が乏しくなってしまったのがネックなのですが、しかし何を描きたかったのかはすごくしっかりしている。予算が足りないから、と野外ロケを多めにした結果、インパクトの強い映像がふんだんに盛り込まれているのも魅力。何せ表現はエグいし決してスカッとする話でもないのでお薦めしづらいのですが、完成度は高いです。早く観ておけば良かった。

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