レンタルDVD鑑賞日記その267。

『阿羅漢アルティメット・エディション』(KING RECORDS)

　月額レンタルにて届いたのをようやく鑑賞。ジェット・リー主演による『少林寺』シリーズ第３作、という位置づけで語られますが、内容的に直接リンクはしてません。役者やモチーフが被っているくらい。

『少林寺』っぽいものが観たい、と思っていればおおむね満足、これがシリーズ初体験でも、動きにキレのあるカンフー映画が好きなら愉しめると思います。ただ、なまじたくさん観て慣れてしまったあとだと、いまひとつ味わいが足りない。構成の雑さ、筋書きの乱暴さも、味というよりは居心地の悪さに繋がっている感がある。ジェット・リー初期の傑出した身体能力と、愛嬌のある表情は堪能できますが、そういうところに魅力を感じないようなら、あんまりハマらないかも。