何か特別なことでもあるかのような小見出しですが、あるんです。映画鑑賞の際、割引に利用している某協会の会員証が本日で期限切れとなります。しかし、色々あって会費の納入が遅れた都合上、2012年度の会員証がしばらく届かないのです。つまり、明日からしばらくのあいだ、何もせずに劇場に赴いた場合、一般と同じ価格になってしまう。これだけ頻繁に通っている身には、ちょっときつい。そのことを考慮したうえで、TOHOシネマズの鑑賞ポイントを温存しており、2本は無料で観られるのですが、あとは色々工夫をするしかない。それ故に、4月の半ばぐらいまでは、あまり頻繁に劇場に通い詰めることが出来なくなりそうなのです。……まあ、もともとやたらと観すぎだ、と言われれば否定できないんですけど。
それはともかく、週末ということで、封切り作品鑑賞のために有楽町マリオンにある丸の内ピカデリーへ――TOHOシネマズ日劇にはだいたい月1回程度のペースで訪れていますが、ピカデリーのほうで観るのは何と約5年振りです。ピカデリーでは松竹系、ワーナー系列の作品を主にかけていますが、この辺も最近はポイント目当てで別のTOHOシネマズで鑑賞することが多く、すっかりご無沙汰となってました。座席の構成は正直、日劇よりこっちのほうが座り心地がいい。
鑑賞したのは、ジョージ・クルーニーが監督、脚色、出演を兼ね、大統領選挙の裏側をサスペンス・タッチで描き出した『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』(松竹配給)。同じライアン・ゴズリング主演でも『ドライヴ』ではなくこっちを優先したのは……近場のTOHOシネマズではこれがかかっていないから。『ドライヴ』は後日、六本木あたりで観ます。既に感想は書き上がっていますので、詳しくはそちらに回しますが、序盤はまったりしていても終盤のスリリングさは秀逸。『ドライヴ』だけでなくこっちのライアン・ゴズリングにも注目してあげて欲しい。
前々から今日は雨という予報が出ていたため、はじめから電車を利用するつもりでいました。行きは青空さえ覗いていてちょっと後悔したのですが、終わってみてマリオンから出た瞬間、判断は正しかった、と確信しました――雨以前に、風が激しすぎる。人が文字通り薙ぎ倒されていましたし、少し雨粒がぱらついてきたので傘を差したら、あっという間に骨が歪みました。確認したいことがあったためにスカラ座まで足を運んだあとは、もはや傘を差す気にもならず、地下道や建物の中を選んで駅に向かったほど。むしろ出かけないのが正解、という気さえする1日でありました……。
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