レンタルDVD鑑賞日記その270。

• 『炎の大捜査線』(Sony Pictures Entertainment)

　今月は月額レンタルで届いたものがなかなか消化出来ません。そろそろ返送したかったので、昨晩のうちに急遽鑑賞しました。

　ジャッキー・チェン1991年の出演作……ですが主演ではなく、製作総指揮を兼ねたジミー・ウォングへの恩返しの一環っぽく、『五福星』での立ち位置に近い。しかし、そうと解っていてもこの結末はちょっと衝撃的ではある。

　出来のほうは、はっきり言っていまひとつ。実際の出来事から触発されたようですが、脱線が著しすぎて焦点が暈けてます。ジャッキーが出ているシーンのアクションはやっぱり魅力的ですし、クライマックスで突如ジョン・ウーばりの銃撃戦に発展するのも嫌いではないんですが、全体としてはしごく雑な、ある意味で香港映画らしいとも言える作品。正直、出演者目当てでもないと辛いかも。

　最近になっていいガイドが手に入ったので、以降はなるべく出演順に、見落としているものを拾おうかと思いま……って、それをやると確実に序盤は苦行になるんだよな……。