今週は急ぎ稼がねばならない事情が一昨日まではあったために、映画鑑賞は控えておりましたが、事情のほうが先送りになってしまったため、気分転換も兼ねて映画館へとお出かけ。本日封切りの作品にするか、公開済の作品から選ぶか、ギリギリまで迷っていたものの、結局新作を選びました。
有楽町のTOHOシネマズ日劇にて、朝一番――と言っても11時30分開映ですが――で鑑賞したのは、『チャーリーズ・エンジェル』のマックＧ監督、スパイ仲間が同じ女に恋してしまったために繰り広げられる“職権濫用”のさまをコミカルに、しかし激しいアクションと共に描き出した『Black & White／ブラック ＆ ホワイト』(20世紀フォックス配給)。
当初、そんなに気にしていなかったのですが、もともと親友だったスパイふたりが、女性を巡ってその技能を無駄遣いする、というシチュエーションが実に魅力的だったので、けっこう愉しみにしてました。期待通り、いい意味でライトな作品に仕上がっております。序盤、ちょっと行き過ぎの描写が幾つかありましたが、ほどよくリアルでほどほどに荒唐無稽、シンプルだけど効果的な伏線の使い方をしていて、ラストまでみっちりと愉しめる、良い娯楽映画でした。ロマンス要素の配分も絶妙で、これこそ正しいデートムービーだと思う。無論ひとりで観たって何の問題もないぞ！ ないんだからな?!
鑑賞後は、久々にあるラーメン屋に立ち寄って昼食を――と考えていたのですが、途中でぽつぽつと雨が降ってきたため、ファストフードで買い帰宅してから済ませました。明日からしばらく天候が不安定という話です……自転車使いとしてはスケジュールが組みにくくて敵わん。
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