レンタルDVD鑑賞日記その284。

• 『ほんとにあった！呪いのビデオ６』(BROADWAY[発売])

　昨日の疲れが抜けないので、今日は遠出をやめました。その代わりに、ちょこっとチケットを確保するため出かけたついでに借りてきました。『ほん呪』復習、ちょっと初期に舞い戻ってみた。

　怪奇ドキュメンタリーとしての基本はこのあたりでだいぶ完成しているのですが、しかしこの巻はそれ以前に、映像が全般に弱い。背景は不気味なんですが、どうも肝心の現象がよく確認出来ないのが勿体ない。翻って、映像自体がいまいちでも、背景をきっちりと炙り出せば、ある程度はドキュメンタリーとして成立する、ということを証明している作品でもある。

　そろそろ初期作品もあらかた復習が済み、次第に“これ以上観たくても近くのレンタルショップに置いていない”という状態になりつつあります。いい加減、切り上げるかなぁ……とはいえ、他のシリーズには未だここまでの質と分量を備えたものがないため、他のを追っかけたり再鑑賞したくても、いまひとつ食指が動かないという。