今日も、観たい映画を可能な限り回収するべく映画館詣でです。さすがにハシゴは無理ですが、1本でも観ておかねば。
夕方から向かったのは、シアターN渋谷。少し早めに現地入りし、階下のアニメイトを覗こうか、と思っていたら――店舗が移動していた。往復するだけで空き時間を使い果たしそうなので、大人しくロビーにて待機してました。
作品は、2年振りの劇場版であり、初期のドラマ・シリーズから携わっていた異才・井口昇監督が、ハロプロのユニット、スマイレージを主演に招いて撮った最新作『怪談新耳袋 異形』(KING RECORDS×Astaire配給)。他にも色々終わりかかっている作品があるなかでこれを優先したのは、いちおうこれの劇場版はすべて映画館でフォローしているから。
さすがにシリーズ初期から携わっている井口監督なだけあって、テイストは維持しつつ、この監督独特のカルト臭もあって妙に味わい深い……が、インパクトを重視しすぎて、不自然な箇所があちこちにあるのが残念。そのせいもあって、お世辞にも達者とは言いづらい女の子たちの演技の拙さがよけい際立ってしまった気がします。雰囲気の表現はさすがですし、女の子たちは可愛く撮れてるんですが――やたら脚に拘りすぎだ、という気もしましたけど。
まだまだ作業が溜まっているので、脇目もふらずにすぐさま帰宅。今日も映画感想の宿題は消化出来そうもありませんです。
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