レンタルDVD鑑賞日記その321。

 ギレルモ・デル・トロ製作によるスリラー。失明の危機に晒されながらも、双子の姉妹が死んだりゆうを探ろうとする女性に、何者かの魔手が迫り来る。

 実は順序としては『燃えよ!じじぃドラゴン』より先にこっちを観ているのです。劇場公開のときから気になっていたのにタイミングが合わず観逃し、月額レンタルでよーやく借りられたのに多忙で半月も観られず、そろそろ返さないと、と思い、珍しく深夜に鑑賞したわけです。

 ……映画館で観られなかったのが悔しいくらいに面白かった。決してトリックが凝っている、とか犯人が解りにくい、というわけでもないのに、様々な趣向を凝らして終始観るものを翻弄し続ける。次第に視力を失っていく女性をヒロインに据えているからこその特異なシチュエーションを活かした表現も実に効いていて、最後まで見所に欠かない逸品でした。

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