きのう2本立てで観てきたばかりですが、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されている“未体験ゾーンの映画たち2013”のうち、これは押さえておきたい、と思っていた作品のひとつが本日で終映となるため、どーしても避けようがなくお出かけ。21時15分スタートなので、いつもならハシゴを考えるところですが、きのうもハシゴしたばかりだし、など諸々を考慮して、本命の1本だけに絞りました……いや、今日封切りの作品にも、絶対押さえたいものが含まれてるんですけどね。
雪の予報が出るほどに寒い日ながら、移動中はどうにか降られずに済みました。とはいえ、出かけるのも帰るのも遅すぎるし、途中で降られない保証はなさそうなので、自転車は諦め電車にて移動。……今年何度か渋谷に来てますが、調べてみると、実は電車で移動するのは初めてでした。
そんなわけで、寒い中わざわざ観に来たのは、昨年夏に公開されたP.O.V.スタイルのホラー映画の続篇『グレイヴ・エンカウンターズ2』(『グレイヴ・エンカウンターズ2』上映委員会配給)。昨年はちゃんと劇場公開された作品の続篇が、この企画の枠内で限定公開、しかも期間中はほぼ1日に1回しかかかってなかった、という辺りに、色々と仄めかされている気がしますが、まーとりあえず観て判断したかったので。
前作は特に「予告篇のほうが怖かった」というのが最大の問題だったわけですが、今回もやっぱりホラー映画としては微妙。ただ、相変わらずのやり過ぎ感は個人的にけっこう好きなのです。前作の背後事情を映画学校の学生が探る、というかたちで入れ子にし、前作以上にドキュメンタリータッチを掘り下げる一方、いざ前作と同じ廃病院に踏み込んでからは行き過ぎな怪奇現象で魅せる。すれっからしでなくともあんまり怖くないのでは、と首を傾げつつも、この姿勢にはやっぱり好感を抱いてしまう。お薦めはしませんが、私ゃ愉しみました。
この企画、鑑賞した本数によってプレゼントが貰えることになっていて、そのために最低でも8本は観るつもりでいましたが……ちょっと暗雲が立ちこめてます。今月、考えていた以上に観たい作品が多いのに、こっちも大半の作品が明日から月末ぐらいまでに集中していて、予算も時間も非常にきつい……まあ、企画自体を評価しているので、出来る範囲で足を運びたいところ。せめてあと2本くらいは。
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