最近は金曜日でも封切られることが珍しくなくなりました。今日も今日とて、愉しみにしていた作品が公開されるので、朝からお出かけ――しかも、非常にうまくスケジュールが組めたので、今回のフリーパスでは初めてとなるハシゴを敢行して参りました。
向かったのは、TOHOシネマズ西新井。金曜日とはいえまだ平日のはずが、朝から親子連れの姿が非常に多い。ああそうか春休み最後の金曜日か、と気づきましたが、いまさら予定を変更するのもアレなので、決めていた通りにチケットを押さえてスクリーンへ。
1本目は、すっかり毎年春の恒例となったオールスター・シリーズ、装いを新たにしてからの2作目となる『プリキュアオールスターズ New Stage2/こころのともだち』(東映配給)。まだ春休み真っ盛りなので、お子様がしっかり詰めかけているなか野郎ひとりで小さくなって鑑賞してきました。詳しい感想はこのあとすぐ。
鑑賞後、大急ぎでスクリーンを離れ、次のスクリーンへ。なにせ、1本目の終映が11時で、2本目の開映が11時、というタイトどころかまったく隙間なしなので、うかうかしていると予告篇が終わってしまう。まあ、同じフロアなので、いくらのんびり歩いても3分もあれば着くわけですが。
というわけで2本目は、つい一昨日予習したばかりの『サイコ』撮影の内幕を、アンソニー・ホプキンス&ヘレン・ミレンというオスカー俳優ふたりの主演で映画化した『ヒッチコック』(20世紀フォックス配給)。
……んー、ちょっと期待外れの感は否めない。作品の内容とシンクロして描かれる製作の内幕、というのを期待していて、ある程度は応えてくれているんですが、話としてはヒッチコック夫婦のあんまり波乱ほ感じないラヴ・ストーリー、といった趣。それならそれでもいいんですが、正直なところ味わいに乏しいのが残念。主演ふたりは見事ですし、一昨日観たばかりだからこそスカーレット・ヨハンソンのジャネット・リーの素晴らしさや、撮影の裏側の描写は面白いんですが、『サイコ』を知らないとあんまり楽しめないかも。
2本立てでも、1本目の尺が短いので、終わった時点でまだやっと13時。行きつけの蕎麦屋で食事をしよう、と思い、店が開いているのか確かめるため電話をかけてみると、うどんは売り切れたけどいい? という話――実は行きつけの蕎麦屋でも基本はうどんを頼んでいる私ですが、蕎麦も好きなので、今日は大人しく蕎麦を食べてきました。
なお、明日もハシゴする予定です……しかし、あとあとの予定を考慮した結果、あしたまとめて観るなら1日ぶっ通しにするのが最適、という結論が出てしまい、いまちょっと悩んでます。昼寝しないと集中力が落ちる私には、昼間のぶっ通しがいちばんしんどかったりする……どうしよ。
コメント