新耳袋トークライブ92。

新耳袋92看板。 日付は変わって11日、いつもながらの新耳袋トークライブに行ってまいりました。

 夏場ということで、今日も序盤は宣伝メイン。ここで木原氏が紹介した本の大半を会場で買いましたが、別にほだされたわけではなく、はじめからここで買うつもりだったのです!

 そしてまず木原氏に招かれて登壇したのは、ちょっとお久しぶり、という感のある新耳Gメン・田野辺キャップ。今年の劇場版には、担当書籍の編集が立て込んでいたために不参加だったキャップですが、どうもそろそろ表舞台からは退いて、殴り込み絡みではギンティ小林氏の書籍の編集に専念したい、という意向らしい。しかし今年、現場監督を務めた市川力夫氏の力量はそうとう評価しているようで、来年も監督することにはあまり乗り気でない、という力夫氏に発破をかける、と意気込んでおられました。しかし全体としては、ここでは書けないたぐいの余談で埋まっていたよーな。

 休憩を挟んでの第2部では、試しに前回初めてイベントに参加した、という方を壇上に招き、聞き手となってもらって、ちょっと気合を入れての怪談のお披露目へ。話としてはわりとオーソドックス、という印象ですが、しかしこの話、写真というかたちではっきりとした記録が残っているのがちょっと強烈。予め木原氏が話されていた過去の談話と、記録されているものが一致しないのがなおさら薄気味悪い。なかなかのレポートなので、これはいずれ確実に発表されるのではないでしょうか。

 聞き手の方のノリが良くも悪くも過剰で、引っ張られるかたちで少々時間を取ってしまい、いつもより遅めに2度目の休憩を取って、短めの第3部では、先日刊行された新シリーズ(になるのかどうかは微妙っぽいのですが)『禁忌楼』とも縁のある話をちょっとお披露目。なにせ『禁忌楼』はほかのシリーズでは採り上げなかった、呪詛にまつわる内容を多く含んでいるので、やっぱりちょっと重めになってしまった。第2部の途中で披露した話を最後に持ってくればよかった、とは閉会間際の木原氏の弁。

 しかし、こー言っては何ですが、完全に出涸らし状態だった前回よりも遥かに充実した回でした。連絡が遅れたせいもあり、前回お招きした若者は参加が叶わなかったのですが、出来れば今回お連れしたかったなー。

 帰宅後、日中はほとんど寝て過ごし、夕方から所用にてお出かけ。そんな具合なので、映画感想も何も仕上がっておりません……でもその前に、バタバタしすぎて進捗が滞っている作業に手をつけないと。

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