最近は所用との兼ね合いで映画鑑賞に行かなくなっている木曜日ですが、珍しく本日封切りの作品がある。しかも、尺の短さが幸いして、朝一番なら無理をして駆けつけても、夕方からの用事に余裕を持って対処できる、と思ったので、今日は思い切って出かけてきました――というより、TOHOシネマズデーゆえ、ネットで予め確保してありました。
赴いたTOHOシネマズ西新井にて鑑賞したのは、ある屋敷に集まった家族が突如襲撃される、という王道の趣向によるスラッシャー『サプライズ』(Asmik Ace配給)。実はこれも、日本での劇場公開が決まるだいぶ前から気になっていた作品だったりする。
邦題をわざわざこんなのにしてしまったせいで過剰に期待しすぎたようで、正直なところ驚きはありませんでした――が、予告篇の惹句通り、これは実に爽快。殺し放題なのに何故か終盤気持ちいい。サプライズは見抜きやすい、とは言い条、伏線の張り方やその描き方は堂に入っていて、Ｂ級ですがその名を誇っていい佳作だと思います。終盤の殺人シーン、観ながらニヤニヤしてしまった……のはさすがに悪趣味だとは思いますけど、実際そうなんだから仕方ない。
ちなみにこれ、本当はきのう観る作品がそうなるはずだった、今年に入って劇場にて鑑賞した映画のうち、以前に感想を書いたもの、２度目の鑑賞作品を除いた100本目の作品になってしまいました……いちおう毎年、この節目にはそれらしいものを選んでたんですが、果たして今日のは相応しかったのかどうか。好きか嫌いか、で問われたら自信を持って“好き”と言えるのはまだ幸い。
終了後、昼食時には自宅に着いた……のですが、終始腹痛に悩まされました。上映開始前に怪しい気配を感じたので念のためにトイレに入っておくも、結局中盤くらいからは腹痛とも格闘することになり、上映終了後にもういちど、そして帰宅後もういちどトイレに駆け込む始末。薬を呑んで落ち着いた……というよりも在庫が尽きた、というのが実際のところでしょうが、そのあとも微妙にお腹の中がゴロゴロとし続け、用事を終えた現在は、頭がぼんやりしています。たぶん、風邪の症状なのでしょう。映画感想の宿題も、大事な作業も進んでませんが、ほっとくとこじらせそうなのでそろそろ休みます。というか、早めに床に就くつもりだったのに、なんでこんな時間までだらだらしてるのか私は。
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