4ヶ月でやっと達成。

 先週末から作品が入れ替わった第2回新・午前十時の映画祭、この1ヶ月、日本橋では高倉健出演作が2本続きます。機会を逃さないうちに1本目を鑑賞するべく、TOHOシネマズ日本橋へ。

 作品は、この時点で『エイリアン』『ブレードランナー』を発表していたリドリー・スコット監督が日本を舞台に撮影したことでも話題となり、今では名優・松田優作が病をおして演じたことでも知られるノワールブラック・レイン』(ユニヴァーサル映画×UIP Japan配給)

 地上波で断片的に観ているので、おおよその話は知っていましたが、きちんと通して鑑賞したのはたぶんこれが初めて。ストーリー的にはあんまりインパクトはないんですが、独特な雰囲気を持つ日本の映像と登場人物たちの魅力は素晴らしい。とりわけ松田優作はやっぱり絶品です。ハリウッドと日本、双方の名優を圧倒するばかりのオーラは、アンソニー・ホプキンスレクター博士ヒース・レジャージョーカーと並べても決して見劣りしないと思う。絶対的な名作、とは言えないまでも、愛され続ける1本ではないでしょーか。

 ちなみに今回、スクリーン4にて鑑賞したのですが、実はこれでようやく日本橋の全スクリーンを制覇しました。オープン当初にフリーパスを発行して、そのあいだに制覇できるだろう、とタカをくくっていたら、このスクリーン4は上映終了間近で上映回数が絞られた作品が集まったりすることが多く、観たいものは早めに押さえることを心懸けているとなかなか利用する機会がなかったのです。今週、新・午前十時の映画祭作品がここに入ってくれたお陰で、やっと入場できました……まあ、1から4まではそんなにサイズに差が無いので、特に新鮮味も無かったんですけど。

 詳しい感想は、色々あって明日以降にアップします。

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