久々の1本は、終了間際の駆け込みで。

 きのうで作業が終了し、とりあえず急ぎの案件がなくなりました。そうなったら私がするのはただひとつ……映画鑑賞です。体調不良で滞り、作業が溜まって滞り、で観たい映画がだいぶ溜まり……溜まっているだけならまだしもどんどん終わってしまっているので、とりあえず観ておきたいものをとっととフォローしておきたかった。調べてみると、どう考えても観逃すわけにいかない作品が、ふだんよく行く劇場で軒並み終映となるので、急ぎ駆けつけてきました。

 劇場はどこでも良かったんですが、上映時間を考慮した結果、けっきょくはお馴染みのTOHOシネマズ日本橋へ。最初の頃と比べてだいぶバランスが取れてきて、西新井と同様にかなり安心して立ち寄ることの出来る劇場になっているので、最近は優先順位がいちばん上なのです。

 鑑賞したのは、人気漫画の実写映画化シリーズ第3作にして完結篇、宿敵との死闘を描いたるろうに剣心 伝説の最期編』(Warner Bros.配給)。1作目、2作目をきっちり劇場で鑑賞したのに、まさか最後だけ映像ソフトに頼るわけには行かない。

 基本的には充分に堪能したんですが、どーしても引っかかるのは物語の大雑把さ。前作まではある程度整頓されてましたが、今回は大ボスとの戦いを盛り上げることに執心するあまり、飛躍が激しくなりすぎている。師匠の所在とかはまだいいとしても、クライマックスでの人物移動の大雑把さは、引っかかると他の悪影響を及ぼすレベルです――とはいえ、おそらくはそれを承知の上で構築したアクションの完成度、カタルシスは素晴らしい。日本ならではのアクションの趣向、チャンバラに新たな活路を作り出した、記念碑的な作品になる――ことを願いたい。今年は娯楽時代劇の新風『超高速!参勤交代』という快作もありましたけど、あとに続くものがなきゃ意味ないもんなー。

 鑑賞後、買い物があったので立ち寄ったヨドバシAkibaの8階にあるレストラン街で食事を摂ってから帰宅。当初は、ネットカフェで休憩を挟んでハシゴ、というぐらいのつもりでしたが、まだ体力が恢復してませんし、次の作業の都合で連絡が入る予定になっていたので、今日はこれ1本に抑えた次第。でも明日も出かけます。まだ映画感想の宿題がまったく進んでませんけど、観る方が先です!!

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