今週２度目の映画鑑賞に赴きましたが、実のところ、今日はついでです。
あとで感想を書くための参考として、鑑賞直後に手書きで感想を残しているのですが、このために使っている映画専用ダイアリーが月曜日で紙幅が尽きてしまった。これを取り扱っているのはユナイテッド・シネマ系列のみなので、今日はこれを確保するのが主目的で出かけたわけです。そりゃあ、ノートだけのためにはるばる出向くのは勿体ない、と思うのも当然でしょう。ねえ。幸いに、観逃していた作品がひとつ、ギリギリ上映されていたので、それを押さえてきました。
鑑賞したのは『第９地区』により一躍注目を集めたニール・ブロムカンプ監督最新作、意識を得たＡＩが、ギャングとの交流で想定外の成長を見せてしまうＳＦアクション『チャッピー（2D）』(Sony Pictures Entertainment配給)。
ロボットが自らの意志を持って行動を始める、というのはわりとよくあるテーマですが、出世作からして異色だったプロムカンプ監督らしいテイストの仕上がり。『ロボコップ』めいた犯罪多発都市で、ＡＩが研究者ではなく犯罪者により深く関わって育ったらどうなるのか？ という着眼点が巧い。引っかかるのは、どんどん明後日のほうに転がっていく終盤で、ＳＦとはいえ無茶が多すぎる点ですが、細部をあえて無視しているからこその大胆さとインパクトは印象に残ります。単純に“ロボットの意識”という点だけに留まらない結末もさりながら、相変わらず被支配者側に寄り添った描き方に味わいがある。パンフレットに目を通すと、どうも3D版のみならず、豊洲で導入されている4XD、今週金曜からTOHOシネマズ新宿および六本木ヒルズで導入されるMX4Dにも対応していたようで、出来ればそっちで観たかった気が……。折角対応作品があるんだから、ロードショー期間にこだわらずかけていきゃいーと思うんですけど。
梅雨時ながら、本日は晴天なので自転車にて出かけました。晴れているから当然のように気温は高く、そろそろ自転車乗りとしては熱中症を考慮せねばならない陽気ですが、まあ今日の気温と移動時間ぐらいならまだ大丈夫。
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