チケット確保のついでです……ってこないだも言ったな。

 きのう頓服したあとは、わりあい調子がいいようです。あんまり状態が悪ければ後日に回すつもりでしたが、行動に不都合はなさそうなので、午前中にお出かけ。

 しかし今日あえて出かけたのは、後日のチケットを確保する目的のほうがメインだったりします。それ故、きょう鑑賞した作品は、わざわざ新宿まで訪れたのに3DもIMAXも関係ない、というわけ。あまりに成り行きが同じなので、先週の文章を一部再利用してしまったほどだ!

 ……しかし何事もなく移動できたわけでもない。雨は夕方から、という話ではありましたが、いつパラパラ来てもおかしくない雰囲気があったので、大事を取って電車を利用した。その結果、先行する車両に要救護者が出たとかで、停車を余儀なくされた。あと3分遅れてたら、たぶん諦めて帰ってました。

 まあ何とか鑑賞できた本日の作品は、往年の人気テレビシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』を『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督がリメイク、冷戦時代を舞台に、元大泥棒という異色の経歴を持つCIAエージェントと、融通の利かないKGBエージェントが、やむにやまれぬ事情でコンビを組み世界の危機に挑むコードネーム U.N.C.L.E.(字幕)』(Warner Bros.配給)。鑑賞したTOHOシネマズ新宿ではパンフレットが品切れになっていたほどで、まだ続きそうな雰囲気はありますが、出来れば今週中に観ておきたかったので。

シャーロック・ホームズ』でもその匂いはありましたが、スパイ物を選んだことで、リッチー監督初期の独特のテンポ、センスが更に戻ってきた感じ。それぞれ腹に一物抱えている人々の騙し合いをうまく織り交ぜ、終盤まで繰り返し変化を起こして退屈させません。演出のテンポがいいわりには中だるみに陥りやすいのがリッチー監督の欠点のひとつだったので、ようやくそれが克服できてきた印象。もーちょっとアクションのインパクト、魅力を引き出してくれてもよかった気はしますが、如何にもガイ・リッチー監督らしいスパイ映画です。

 鑑賞後は、更にもうひとつチケットを確保しておきたかったので、渋谷まで移動してから昼食を摂るつもりだったんですが、映画が終わる頃からもー空腹が耐えがたいくらいになってきたので、TOHOシネマズと同じピル内で食事を済ませました。食べて落ち着いたら落ち着いたで、今度は眠気が募ってきた。新宿で済ませられる買い物を済ませたあとは、素直に帰宅致しました……まあ、もうひとつのチケットはそこまで焦らなくても確保できるだろう……と信じたい。

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