今年もリアルタイムで更新しておりました。結果が出揃ったので、ノミネート作品のときと同じ独自の並べ方でまとめなおしてお届けします。
- 作品部門
- 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(東和ピクチャーズ配給)
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』(20世紀フォックス配給)
- 『ブルックリン』(20世紀フォックス配給)
- 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(Warner Bros.配給)
- 『オデッセイ』(20世紀フォックス配給)
- 『レヴェナント 蘇えりし者』(20世紀フォックス配給)
- 『ルーム』(GAGA配給)
- ☆『スポットライト 世紀のスクープ』(LONGRIDE配給)
- 監督部門
- アダム・マッケイ『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
- ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
- ☆アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『レヴェナント 蘇えりし者』(20世紀フォックス配給)
- レニー・アブラハムソン『ルーム』
- トム・マッカーシー『スポットライト 世紀のスクープ』
- オリジナル脚本部門
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』
- 『Ex Machina』
- 『インサイド・ヘッド』(Walt Disney Studios Japan配給)
- ☆『スポットライト 世紀のスクープ』
- 『ストレイト・アウタ・コンプトン』(SYNCA×PARCO配給)
- 脚色部門
- ☆『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(東和ピクチャーズ配給)
- 『ブルックリン』
- 『キャロル』(PHANTOM FILM配給)
- 『オデッセイ』
- 『ルーム』
- 主演男優賞
- ブライアン・クランストン『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(東北新社配給)
- マット・デイモン『オデッセイ』
- ☆レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント 蘇えりし者』
- マイケル・ファスベンダー『スティーブ・ジョブズ』(東宝東和配給)
- エディ・レッドメイン『リリーのすべて』(東宝東和配給)
- 主演女優賞
- ケイト・ブランシェット『キャロル』
- ☆ブリー・ラーソン『ルーム』(GAGA配給)
- ジェニファー・ローレンス『Joy』
- シャーロット・ランプリング『さざなみ』(彩プロ配給)
- シアーシャ・ローナン『ブルックリン』
- 助演男優賞
- クリスチャン・ベール『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
- トム・ハーディ『レヴェナント 蘇えりし者』
- マーク・ラファロ『スポットライト 世紀のスクープ』
- ☆マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』(20世紀フォックス配給)
- シルヴェスター・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』(Warner Bros.配給)
- 助演女優賞
- ジェニファー・ジェイソン・リー『ヘイトフル・エイト』(GAGA配給)
- ルーニー・マーラ『キャロル』
- レイチェル・マクアダムス『スポットライト 世紀のスクープ』
- ☆アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』(東宝東和配給)
- ケイト・ウィンスレット『スティーブ・ジョブズ』
- 外国語映画部門
- 『Embrace of the Serpent』
- 『裸足の季節』(Bitters End配給)
- ☆『サウルの息子』(FINE FILMS配給)
- 『Theeb』
- 『A War』
- 長篇アニメーション部門
- 『Anomalisa』
- 『父を探して』(NEWDEER配給)
- ☆『インサイド・ヘッド』(Walt Disney Studios Japan配給)
- 『ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』(東北新社配給)
- 『思い出のマーニー』(東宝配給)
- 短篇アニメーション部門
- ☆『Bear Story』
- 『Prologue』
- 『Sanjay’s Super Team』
- 『We Can’t Live without Cosmos』
- 『World of Tomorrow』
- 長篇ドキュメンタリー部門
- ☆『Amy』
- 『Cartel Land』
- 『ルック・オブ・サイレンス』(Transformer配給)
- 『ニーナ・シモン〜魂の歌』(Netflixにて配信)
- 『ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い』(Netflixにて配信)
- 短篇ドキュメンタリー部門
- 『Body Team 12』
- 『Chau, beyond the Lines』
- 『Claude Lanzmann : Spectres of the Shoah』
- ☆『A Girl in the River : The Price of Forgiveness』
- 『Last Day of Freedom』
- 短篇作品賞
- 『Ave Maria』
- 『Day One』
- 『Everything Will Be Okay (Alles Wird Gut)』
- 『Shok』
- ☆『Stutterer』
- 撮影部門
- 『キャロル』
- 『ヘイトフル・エイト
- 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
- ☆『レヴェナント 蘇えりし者』
- 『ボーダーライン』(KADOKAWA配給)
- 美術部門
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』
- 『リリーのすべて』
- ☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(Warner Bros.配給)
- 『オデッセイ』
- 『レヴェナント 蘇えりし者』
- 編集部門
- 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
- ☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
- 『レヴェナント 蘇えりし者』
- 『スポットライト 世紀のスクープ』
- 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』((Walt Disney Studios Japan配給)配給)
- ヘア&メイクアップ部門
- ☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
- 『100歳の華麗なる冒険』(LONGRIDE配給)
- 『レヴェナント 蘇えりし者』
- 衣裳部門
- 『キャロル』
- 『シンデレラ』((Walt Disney Studios Japan配給)配給)
- 『リリーのすべて』
- ☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
- 『レヴェナント 蘇えりし者』
- 音楽部門
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』
- 『キャロル』
- ☆『ヘイトフル・エイト』(GAGA配給)
- 『ボーダーライン』
- 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
- 主題歌部門
- “Earned”『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(東宝東和配給)
- “Manta Ray”『RAcing Extinction』
- “Simple Song #3”『グランドフィナーレ』(GAGA配給)
- “Til It Happens to You”『The Hunting Ground』
- ☆“Writing’s on the Wall”『007/スペクター』(Sony Pictures Entertainment配給)
- 音響編集部門
- ☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
- 『オデッセイ』
- 『レヴェナント 蘇えりし者』
- 『ボーダーライン』
- 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
- 音響効果部門
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』
- ☆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
- 『オデッセイ』
- 『レヴェナント 蘇えりし者』
- 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
- 視覚効果部門
- ☆『Ex Machina』
- 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
- 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
- 『オデッセイ』
- 『レヴェナント 蘇えりし者』
もうディカプリオの主演男優賞受賞だけでお腹いっぱいの感がありますが、見所は多い回でした。
実はディカプリオ以上に衝撃的だったのは、超ヴェテラン、映画史に残るスコアも多数手懸けているエンニオ・モリコーネがここに来て初受賞したこと。世評の高さの割にはあんまり重視されなかった『ヘイトフル・エイト』ですが、これだけでもタラちゃんはいい仕事をしたと思う。
技術系は、エマニュエル・ルベツキの3年連続受賞という快挙と、技術系で『マッドマックス』が圧倒したのが凄い。まあよくよく考えれば、裏方の苦労が素晴らしい映画だったのは確かなので、当然と言えましょう。
とはいえいちばん驚いたのは作品賞。流れからは『レヴェナント』、対抗で『マッドマックス』かな、と思っていたら、脚本賞とのコンボでいきなり『スポットライト』が挙がってきた。テーマ、内容的には確かに優れた作品らしいので、公開を楽しみにしております。脚色賞の『マネー・ショート』も押さえねば。
残念なのは、スタローンが助演男優賞を逃したことですが、しかし直前に『ブリッジ・オブ・スパイ』を鑑賞した私には、マーク・ライランスの受賞は納得でした。既に公開は終了しつつありますが、観れば納得がいくはずなので、歯噛みしている人は観て、お願い。
ちなみに今年は初めてオンデマンドでのライヴ配信を実施してくれたので、両親の部屋に居座ることなく、自分の部屋で視聴しながらの更新となりました。序盤とか、目玉の主演男優賞発表のあたりで映像が飛んだりしましたが、おおむねストレスなく鑑賞できました。
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