そして日付が変わって、今年3回目、この夏1本目の新耳袋トークライブ109です。
このところ欠席がちの、オープニングでお馴染みの某氏は今回も欠席……前回は欠席しつつも元気そうな近況が届いていたのですが、今回は入院明け直後で、医師からストップがかかったそうです。そりゃあ仕方ない。
夏場ということで、先日発売されたばかりの最新作『現世怪談』の宣伝がまずはメインだったのですが、あまりにも発売日が近かったせいか、この日に会場で購入する腹づもりの客が多かったようで、トークで言及したときにはほぼ在庫が払底する、という状態になってました。出版社を転々とし続けた『隣之怪』、2度目となるリニューアルになるわけですが、これで無事に継続してくれるといいのですが。
四方山話も交えつつ、このあたりから怪談がスタート。既に書籍に反映済ながらここで触れていなかったものや、諸般事情から文字に起こせない話など今回も多彩だったのですが、けっきょくいちばん印象に残ったのは、木原浩勝氏の作品やイベントに裏方として携わり、最近は聴き手として登壇することの多いS氏の“ひととしてどうなのか”ぶりだった気がします。ある意味で努力家とも言えますけど。
次回は8月ですが、そのあいだに怪し会も待っております。今年からは、松江で開催されるものは別プログラムになる予定らしいので……いまどうしようか思案中。まあ、最悪でも東京のほうだけは観てきたいところ。
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