……私自身ビックリです。
以前、ほとんど同様の手術を受けたときは、だいたい1週間程度の入院、という話で、それでも経過が良好だった、ということで4日で退院を認められました。今回は処置自体最小限に留める予定だったので、たぶん同じ期間で退院する、と踏んでました。場合によっては……と3日目での退院もちょっと想像はしていたんですが、まさか本当になるとは思わなんだ。執刀医に言われたとき、素っ頓狂な声を上げてしまいました。
ぶっちゃけ、入院していてもそんなにしんどくはなかったのです。初日の夜は周りの迷惑にならないよう配慮しつつけっこう夜更かしをして作業してましたから。
ただまあ、やっぱり特殊な環境下であるのは間違いない。トイレに入っていたら、カーテンのみの個室でずっと嘔吐しているひとがいました。そうかと思うと、不自由な目でパソコンに向かい続けて疲れ、気分転換に同じ階にある診察室前の待合場所に行ったら、こそこそとカップ麺を食べているひとがいる。食いたくなったではないか。別に治療中の食事制限は受けてないので食おうと思えば食えましたけど。
手術当日、きのうの日記をアップしたあとも、その気になれば作業が出来ないわけではなかった……まあ、左目は塞がれたまま、まだ痛みもあったうえに、半日ずっと右目頼りだったので、右目のほうもしんどくなっている。しかも21時には消灯されて、周りが暗い中で明るい画面を睨み続けなければいけないので負担も大きい。それに、全身麻酔でずっと意識はなかったとは言い条、実際には疲れが溜まっているのです。早めに就寝して、目が醒めちゃった時点から作業を始めるか、と考え、22時に眠ってみたら、7時間半、という実に真っ当な睡眠を取ってしまいました。
7時半に担当医の診察があり、8時からの執刀医の診察で退院が確定。病室に戻り、朝食を摂ったあとはとっとと身の回りを片付け、お昼前には帰宅しておりました。
それにしても本当に短い入院でした。明細を見て気がついたのですが、この入院のあいだに病院から出た食事はたった3回なのです。初日の晩、手術当日の晩に、今朝の分だけ。入院は差額負担のない大部屋でしたので、手術費診察費など治療に必要なぶんを除いた負担はこの3食分だったという……あまりに呆気なくて、若干拍子抜けしております。
軽く仮眠を取ったいまは、すっかり感覚的には日常に戻っております……まだ当分は顔は洗えませんし、指示があるまで定期的な点眼が必要なので、完全に気を抜くことは出来ないんですけど。ともあれ、あとは溜まってしまった作業を片付けるのに専念するのみです……何だかんだでまだ朦朧としてますので、少なくとも今日までは無理はしないほうがいい、とは思ってますが。
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