新耳袋トークライブ112。

　私にとっては４ヶ月ぶり、そして今年最後となる新耳袋トークライブへ行ってきました。

　第１部はいつも通り宣伝パート。新耳袋とも縁のある邦画『発狂する唇』『血を吸う宇宙』がこのたび番外篇も含めてキネカ大森にて一挙上映されるとのことで、その宣伝が中心です。この作品には新耳袋で採り上げられたエピソードが引用されているので、今回特別に収録された新しい番外篇にも木原浩勝氏が携わっているとかで、その辺の話を中心に展開してました。

　休憩を挟んでの第２部では怪談がメイン。奇しくも、ひとつのガジェットに絡んだ話が一気に集まってきたそうで、聴き応えがあったのですが、思わぬ邪魔が入りました。

　火災報知器が鳴ったのです。

　ただ、それらしい気配もなければ、店側にも誘導の指示が入らないようで、全員困惑している。しまいには避難指示の音声案内まで鳴り響いたものの、様子を見に行った店員さんが「何もないらしい」というので、みな上着を羽織ったり荷物を持った状態でなんとなく待機する羽目に。最終的に誤作動だろう、という判断を下し、仕方がないので休憩に入ってしまいましたが、けっきょくあれは何だったのか。この休憩中に誤報だった旨もアナウンスがありましたが、正直それまでは気が気ではありませんでした。

　続く第３部では気を取り直し、小さめの話をお披露目したあとで、年末恒例となった年間パス参加者への賞状授与（？）と、来年度の年間パスの抽選会が催されました。来年からは50名とかなり大きな枠になったのですが、私はあえなく落選……実は今回は10月にも応募用紙が配布されていて、前回と今回両方に参加していれば２枚ぶん応募できたのです。まあ、今年はこういう成り行きなので致し方ないところでしょう。来年も大人しく、ローソンチケットで購入します。