今日はユナイテッド・シネマ豊洲10周年を記念して、クラブスパイス会員であれば全作品基本料金1000円に統一されてました。折角なので、夕方から行ってきました――というか、チケットがネットで購入可能になった時点で押さえてあった。
作品は、ケイト・ベッキンセール主演のファンタジー・アクション第5作、力を強めたライカンと落魄するヴァンパイア最後の戦いにふたたび処刑人セリーンが巻き込まれていく『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』(Sony Pictures Entertainment配給)。
前作でシリーズとしては若干延命した感があったんですが、続く本作で急に幕引きを図ったような……シリーズを監督してきたレン・ワイズマンとヒロインを演じたケイト・ベッキンセールが離婚したことと関係があるのかどうか。チェコでロケを行い、白銀に広戸られた幻想的なヴィジュアルのなかで繰り広げられるバトルはなかなか見応えがありますが、ストーリーとしては色々と詰め込もうとして散漫かつ説得力に欠いた印象。あの人は何を狙ってあんな計画を立てたのか、そして全体に呆気なくやられすぎ。色々と無理が出て来ているので、ここらで幕引きにするのも悪くないかも知れません。完結、とはっきり銘打っているわけではないので、実際のところは解りませんが、この作品自体が監督はレン・ワイズマンではなく、そしてどうやら当初の予定では劇場公開もなかったと思しく、既に3月の映像ソフトリリースが決まっているような状況なので、仮に続篇があっても、劇場で観られる確率はかなり低いでしょう。
鑑賞後は施設内の店で夕食を摂ってから帰宅。他のテナントがほとんど閉まっている時間帯だと、開いている飲食店も全体に空いているようです。
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