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一昨日、渋谷に出かけたときに片付けた用事とは、イベント整理券つきの1を購入するためでした。昨年、念願叶って生のステージを鑑賞することが出来た、バナナマン夏恒例のライブを収録したDVDです。帰宅後、早速鑑賞してしまいました。
私が鑑賞した日の収録ではない(そもそもあの日、カメラは入ってなかったみたいですし)ので、初日から観客を騒然とさせた日村さんのズボンが裂ける様子は収録されてませんでした、が、それ故に純粋にネタの面白さが味わえる。カラオケを導入したネタとか、今回はいつもより意識的に変わったネタを入れているのですが、このあたりは2度、3度と観たほうが印象は強くなりそう。バナナマンのライブは買ってしばらく、BGV代わりに流していることも多いのですが、今回もそういう意味で重宝しそうです。
このところ買う量が激減し、買っても触れないことが多くなっている書籍ですが、出かけたついでに買ってきたのでたまには軽く触れておきます――っていうか、最近は紙書籍でも純然たる新刊はあんまり買わなくなっていて、古い作品を気が向いたときにいきなり買うか、カーやクイーンの新訳や新装版を押さえるくらいなのです。こちらは1999年に新樹社から刊行されたわりと新しい翻訳を、改稿のうえ創元推理文庫に収録したもの。この時代のミステリ作家は映画業界に関わっては失望して去る、というパターンをけっこう繰り返していて、その際の知見を採り入れた作品を発表するのも珍しくない。カーもご多分に漏れず、その経験を反映した作品となっているそーです。
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