最近のお買い物

  1. 木原浩勝[原作]/神楽坂淳[シナリオ]/武若丸[漫画]『S×Mぷらす執事』(集英社ホームコミックス/ホーム社[発行]/集英社[発売]) [amazon]
  2. なるあすく『武蔵くんと村山さんは付き合ってみた。(1)』(EARTH STAR COMICS/EARTH STAR ENTERTAINMENT[発行]/泰文堂[発売]) [amazon]
  3. 小野ハルカ『氷球姫×常磐木監督の過剰な愛情(7)』(少年サンデーコミックス) [amazon]
  4. 藤田和日郎うしおととら 完全版(3)』(少年サンデーコミックススペシャル/3と4、小学館) [amazon]
  5. 鮎川哲也『リラ荘殺人事件』(角川文庫/KADOKAWA) [amazon]
  6. ジャッキー・チェンDVDコレクション第35号 七福星』(DeAGOSTINI) [amazon]

 久々にお買い物に言及してみる。先週、新耳袋ライブの日から今日までに買ったものです。

 本日発売の1は、木原浩勝氏の怪談をBLネタと絡めて漫画にする、というアクロバティックな趣向で描かれたウェブ連載の単行本。ずっと存在は知っていたのですが、ネット連載だとどーも読み逃しがちなので、待望の単行本化でした。異様な書き込みで、木原氏の近年の作品のなかでも出色のエピソードを、ショタとか色々織り交ぜて漫画にしているのにちょっとびっくりですが、なかなか面白い。

 2も本日発売。こちらもネット連載で好評を博し、電子書籍で先行して単行本化されていたものが、とうとう紙媒体に進出した格好。お気に入りなので電子書籍でも単行本を持ってますが、続巻があることを願ってこちらも購入しました……既に充分エピソード貯まっているはずなんだから、出来ればそろそろ2巻を出してくれんかのう。この際、紙と電書同時リリースでも両方買いますから。

 3は完結。序盤で力を使い果たしてしまった格好で、どーも尻すぼみになってしまった印象なのが残念。4は7月3日よりアニメ版の放映が始まるのに合わせて刊行が始まった完全版の第3巻。振り返ると、どこもクライマックスにとって無駄でないエピソードばかり、というくらい緊密な作りだったんですが、中でもエピソードとして人気の高い“かまいたち”編などを収録。

 5は著者の作品の中でも特に評価の高い長篇の復刻。他社では『りら荘事件』のタイトルで刊行されているのですが、角川文庫など一部ではこの異名で発売されており、そちらに愛着のあるファンの声もあっての復刻となったようです。最後の最後まで犯人が解らない、それでいて理詰めの解決が待ち受ける、間違いなく本邦本格ミステリの金字塔といえる作品なので、残って欲しい……それにしても最近、角川も渋いところを復刊してくれるようになったなー。

 2週に1度のお楽しみである6は、ゴールデントリオ集結による“福星”シリーズ第3作。撮影時期の都合でジャッキーの出番は少なめですが、何せまさに脂ののりきった時期の3人なので、このコレクションでも見応えのある1篇のひとつと言えましょう。それにしても、『るろうに剣心』のアクションの元ネタがこの中にあったとは知らなんだ。

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