DVD付き 徒然チルドレン(10)特装版 (講談社キャラクターズライツ)
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月曜日、ヘバヘバで帰宅する前、どーにか店に立ち寄って買ってた1冊です。
アニメ4話ぶんを同梱した特装版を短期間で連続リリースしなければいけなかった、という都合もあるのでしょうが、今回は1冊まるまる描き下ろしです。題材は文化祭、ということで注目すべきは表紙にも採り上げられている生方&柴崎ペア……ですが、もうひとりの主役は自称ヤンキーの梶亮子でしょう。たぶんこのシリーズのなかでいちばん、彼女が青春を味わってます、自覚しないうちに。コミックの方は電子書籍で先に購読してるんですが、書籍でも熟読してしまいました。
同梱されたアニメのほうは第5話から第8話を収録。本篇と並べて鑑賞すると改めてその誠実な作りに嬉しくなりますが、1点だけ不満がある。
チャプターの設定が足りない。
オムニバス形式で綴られる原作に従って、1話につき4つのエピソードを収録するスタイルで進行しているのですが、このDVD、チャプターがオープニング、本篇、次回予告の3箇所にしか設定されていない。各エピソードを完全に混ぜて描写しているならともかく、本篇においても原作と同じ章題を提示しているんですから、チャプターもそれぞれの章のところに設定して欲しかった。
その作りがなんか悔しかったので、まだハードディスクに未整理のまま残してあった録画データに、自分の理想通りのチャプターを設定してしまいました……近いうちに1枚のディスクに焼いて、続けて観られるようにしようっと。
こんなことを書いてますが、それ以外はおおむね満足してます。コメンタリーが入ってるだけでもお買い得だと思う。
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