劇場で鑑賞した本数: 104本(延べ・87本)
夏の松江旅行のあとくらいから体調の悪化と多忙が重なって本数ががくんと減少してしまいました。序盤で稼いでいたので、のべ本数は3桁に届きましたが、旧作やライブビューイングを省くとこんな感じ。
映像ソフトもしくはオンデマンドで鑑賞した本数: 7本
同様にこちらも少なめ。劇場で鑑賞した作品の感想を書くため、旧作に目を通しておく、という理由で拾ったものが多めなので、動機付けが出来ればもっと数が増やせそうなんですが。
最も多く訪れた劇場: TOHOシネマズ日本橋 39本
2017年も日本橋にもっとも頻繁に通いました。やっぱり午前十時の映画祭があって、例外を除いて月に2回は行く可能性がある、というのは大きい。
ただ、IMAXスクリーン、という大きな目玉とタイタンシネマライブ、というふたつのアドバンテージがあるために、TOHOシネマズ新宿にもけっこう通っていて、実に24本にも及んでたりする。
私的ベスト20(2017年01月以降に劇場で封切り公開された作品)
順位 | 作品タイトル | 日本公開日 |
1 | 『ラ・ラ・ランド』 | 2017年2月24日 |
2 | 『ダンケルク』 | 2017年9月9日 |
3 | 『沈黙−サイレンス−(2016)』 | 2017年1月21日 |
4 | 『ムーンライト』 | 2017年3月31日 |
5 | 『メッセージ』 | 2017年5月19日 |
6 | 『LOGAN ローガン』 | 2017年6月1日 |
7 | 『ドラゴン×マッハ!』 | 2017年1月7日 |
8 | 『ブレードランナー 2049』 | 2017年10月27日 |
9 | 『家族はつらいよ2』 | 2017年5月27日 |
10 | 『ハクソー・リッジ』 | 2017年6月24日 |
2017年は自分的には文句なしにこれ1本、と言えるものよりも、純粋にクオリティの高い作品が多かった気がしてます。中でも『ラ・ラ・ランド』に軍配を上げてしまうのは、この作品に漲るミュージカルへのリスペクトと、“美しい虚構である”ことへの誇りがあまりに快いから。
以下、アカデミー賞絡みや賞に絡みそうなのが並べてしまう中で、個人的に外せなかったのが『LOGAN ローガン』と『ドラゴン×マッハ!』です。前者は、恐らくアメコミ・ヒーロー屈指の人気キャラに成長したヒュー・ジャックマン版ウルヴァリン最期を飾るに相応しい、漢気と映画的なロマンティシズムに満ちた作りが素敵すぎたので。『ドラゴン×マッハ!』は香港流のアクションとサスペンス融合の極地とも言える内容に、トニー・ジャーが初めて役者としても彩りを添えることに成功していて、やたらと贅沢。
他にも『ワンダーウーマン』とか、本邦なら『忍びの国』や東京国際映画祭デカン客賞に輝いた『勝手にふるえてろ』もよかったんですが、もはや絞るのも難しいので、今年は次点は設定しませんでした。
私的ベスト5(2016年以前に公開された作品)
1 | 『イヴの総て』 | 1951年9月21日 |
2 | 『天国と地獄』 | 1963年3月1日 |
3 | 『奇跡の人』 | 1963年10月26日 |
4 | 『山の郵便配達』 | 2001年4月7日 |
5 | 『アラバマ物語』 | 1963年6月22日 |
次点 | 『戦場のメリークリスマス』 | 1983年5月28日 |
昨年は初めて鑑賞した旧作というのが少なめだったので、ベスト5プラス次点の6つで。
ミステリ好きとしては、犯罪映画として出色の『天国と地獄』が1位でもいいんですが、しかし予備知識少なめで鑑賞した『イヴの総て』の衝撃はちょっと強烈でした。ショウビジネスに携わる人間の“業”をここまで完璧に表現した作品は、他には『サンセット大通り』くらいしか思いつかない――って、おんなじ年の作品なのか。
3位以下は気分によって変動しますが、次点の『戦場のメリークリスマス』はどうしても残したかった1本。これは映画道楽にハマるより前に映画館でいちど観ているのですが、昨年末に久々に再鑑賞して、改めていい映画だ、と実感したので。思い入れも含めて特記しておく次第。
2018年の展望
……これを書いている時点で既に1ヶ月経っちゃってるわけですが、そのくらい諸々手につかない状態だったわけで、当然新作もあんまりチェック出来てません。
ただまあ、もう映画道楽を止めるつもりもないので、2018年もこれまで通り、最低でも3桁は映画館で鑑賞するつもりです。
作品よりも、確実に言えるのは、移動手段やメインで利用する劇場がかなり変わってくるだろう、ということ。
既に2017年末、私にとって非常に利用しやすいTOHOシネマズ上野がオープン、入院というトラブルを挟んだにも拘わらず既に7本も鑑賞しているあたりから解るとおり、軸足はこっちに移りつつある。
そしてもうひとつ、2018年は3月に東宝系の新たな旗艦店となるであろうTOHOシネマズ日比谷がオープンします。これまで都内のTOHOシネマズでは新宿にしかなかったIMAXスクリーンを備え、スクリーン数も充実している。更に個人的には、バイクを駐めやすい場所も発見してしまったので、久々に日比谷地区に立ち寄る機会が増えそうです。対照的に、新宿に立ち寄る機会はちょっと少なくなるかも知れませんが。
とまれ、体調や作業の都合もあるので、2018年も五月雨状になるでしょうけれど、マイペースで感想をアップしたりしながら、またたくさん観られたらいいなー、と。
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