本日も映画を観てきました。劇場はユナイテッド・シネマ豊洲。ポイントが貯まっていたので、今日付けのチケットが購入可能になった土曜深夜、深く考えずに席を確保してしまったのですが、いざ当日になってみたら、いつ雨が降り出してもおかしくない気配。土日の唐突かつ度を超した酷暑のダメージが弱っている脚にもろに出ているので、駅を利用した場合に強要される徒歩の時間を想像し、時間ぎりぎりまで出かけるかどうか考えこんでしまいましたが、やっぱり観たい、という気持ちが先行してお出かけ。幸い、母が家にいる時感だったので、駅までは送り迎えをしてもらいました。
それでもやっぱり、歩く速度が基本的に落ちている。前なら余裕で着くくらいの時間を取っていたのに、スクリーンに入ったのは上映開始時間ほぼぴったり……早く元の体力を取り戻したいです。
何はともあれ、本日鑑賞したのは、ジェームズ・ワン製作による『死霊館』シリーズの世界観に連なる新作ホラー、メキシコなどで語り継がれる恐怖のアイコンを題材に、我が子を襲う呪いと戦う女性の姿を描いた『ラ・ヨローナ~泣く女~(字幕・2D)』(Warner Bros.配給)。
率直に言えば、ホラーとしての見せ方はあまり好みではありませんでした。昔ながらの“お化け屋敷”スタイルというべきか、脅かしで怖がらせる部分が多いので。ただ、“お化け屋敷”として捉えると、非常にうまく出来ている。冒頭からちりばめられた要素があとあとしっかり活きてくる構成の巧さ、恐怖させるポイントでの解り易いカメラワーク。変に様々な要素を詰めこんだりせず、登場人物も展開も絞り込んでいるので、伝わりやすいし入り込みやすい。今回、私は鑑賞後に夕食を摂ることを考慮してスケジュールを組んだため、普通のスクリーンで鑑賞しましたが、これは4DXやScreen Xなど、他の効果が盛り込まれているほどに楽しめるかも。個人的な好みとは違いますが、よく出来たホラーであることは確かです。
鑑賞後は、いつも通り劇場からほど近いラーメン店で夕食。平日、しかも雨の気配が濃厚だったせいか、映画自体が私を除けばカップルひと組しかいない始末でしたが、ラーメン店もそれほど人が入っていない。スムーズに入店し、ゆっくり食事を済ませて離脱。
当然、帰りも電車を利用しましたが、これだけ用心したにも拘わらず、降る気配はなし。駅を出て母に拾ってもらうまで、せっかく持ってきた傘はいちども差さずじまいでした。ただ、母曰く、私が映画を観たりしているあいだにかなり大雨になった時間もあったらしいので、まあ判断は間違ってなかった――ということにしておこう。ていうかあの映画を観たあとに雨に降られるのはさすがに怖い。
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