旅行中はそんなに本を読む時間はないだろう、と思いながらも、1冊は読み終わらせて次の本にぐらいは進めたい、と考え、2冊だけ本を携帯していきました。2冊目は、松江で読むのに相応しい本をチョイス。
動き回りすぎて、読む暇なんかありませんでした。
ページをめくった記憶はある。しかし、どれほど多めに勘定しても、20ページも進んでなかったと思います。読んでいたのはジョン・ディクスン・カー『エドマンド・ゴドフリー卿殺害事件』。実際に起きた歴史上の事件を推理するもので、英国史に疎い人間にはちんぷんかんぷんの固有名詞がたくさん出てくる。ミステリとしては非常に苛々する展開をする話ですが、きちんと人名や状況を理解していけば面白い。ただ、動き回る、とわかっている旅行中に抱えていく本じゃなかった。
これを先ほど読み終わり、もともと松江のホテルで読むつもりでいた本によーやく着手してます……さすがに来年まで取っておいたら、松江で読むつもりだった事実も忘れてそうなので。
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