『俗・さよなら絶望先生』第12話　着陸の栄え／或る女 役／波に乗ってくるポロロッカ

　夏休みまで残すところあと一ヶ月。突然長い休みに突入したら体に良くない、などと糸色先生は言い出して、急遽ソフトランディングを提案した。

　……あ、あれ？　ＯＰ終盤がテキストだけになったよ？　何か問題視されたか？　凄くいまさらという気はするが。

　今日は地味にゲームネタが多くて、往年のゲーマーとしては妙にもぞもぞとした気分を味わいました。『かまいたちの夜』がもろにフィーチャーされていたりネタの中でドラクエを絡めてきたりと激しい。ただ、内容はおおむね絶望先生のフォーマットに従っている。演出もこのシリーズとしては妥当な方なので、表現フリークとしては若干物足りなかった……ゲーム含め小ネタには相変わらず擽られましたが。しかし、逆流ネタは今週やるにはちょっと厳しかった気が……あんまり洒落になっていない。

　だがこの作品でいちばん驚くべきところは、来週で完結だというのにネタ振りも何もしていないこと。前シリーズでは『ぱにぽにだっしゅ！』のひそみに倣ってもの凄い卓袱台返しをかましてきましたが、今回はそれすらせず。いったいどう終わらせる気やら……或いは終わらせる気がなかったりしてな……。そういえば、『マリオネット』のカップリング曲もいちおうサブＥＤと銘打ってあったはずですが、まだ使ってないよな？