美羽に何と、演劇出演の依頼が舞い込んだ。トラブルが原因で部員を減らした演劇部の谷本夏が、美羽にヒロイン役を頼んできたのである。谷本夏の美男子ぶりに、美羽の関心を奪われるのでは、と兼一は気が気ではない。しかし、様子を見ようと訪問した演劇部で、谷本が直面しているトラブルの実情を目の当たりにした兼一は、気持ちを切り替える……
……なんか作画が変。いや、ところどころよく描けているのですが、新島を中心にやたらと崩れたカットが目につく。カット割りもおかしいし、まだしも志を感じさせた前回と比較するとかなり不満のある出来です。
ただ、話の流れは王道で面白い。原作をあまりいじっていないからこそですが、しかしそれ故に演出、作画の杜撰さが悲しい。わずかに終盤、花壇傍での一連の場面だけは作画・表現ともにかなり力を注いでいる感触がありましたが、全体の印象を覆すほどではありませんでした。
来週は早くも舞台本番。兼一の、男の子としてのいじらしさが窺えるエピソードなので、もーちょっと仕上がりが底上げされていると嬉しいんですがー。
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