上記の事情から、いつもは『ひだまりスケッチ』から本編と放送順に並べている感想ですが、『ひだまりスケッチ』はまったく集中できず、あとで観直すことにしましたので、とりあえずこちらだけ。
まだ状態が万全でないにも拘わらず、スミレたちと共に仕事に出かけたルチアだったが、明らかに様子がおかしかった。彼女は、母を奪い、自らに呪いをかけた当事者である父・リュシフに繋がる手懸かりと思しい敵を捕らえることにこだわっていたのだ。フラグメント狩りを阻害するルチアを、だが殺すことを禁じられてしまった当の敵――ガイは、ルカにも唆されて、痛めつけようと画策する……
……うーん、どうにも乗れない。もともとそんなに達者なシナリオでなかったのは確かなのですが、ルチアの暴走以降はパワーバランスさえわやくちゃになって面白みが感じられません。相変わらず、フラグメント云々とヴァイアラスの関係が判然とせず、序盤の方向性と現在の流れがいよいよ乖離しているように見える。未だに誰ひとりとしてフラグメントとヴァイアラスの繋がりを説明してくれないのが特に拙い。
作画のクオリティもいまいち、演出もギクシャクしていて、シナリオ以上に全体の流れがぎこちない。本当にどうしましょうか、もう。
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