普段から学校で迂闊な言動を繰り返す美羽のせいで、次の日曜、風林寺家＝梁山泊に急遽家庭訪問が行われることに。実際には両親がいないにも拘わらず、偽りを書いてしまっていた美羽は逆鬼としぐれを父母に見せかけて欺こうとするが……
ひとつひとつの絵はわりと整っているのだけど、動かし方や演出はかなり駄目。兼一くん、美羽が結論を言う前に吃驚しちゃいけません。そのうえ最後のほうでかなり急激に崩壊している箇所がある。本当に惜しいなあ。
話のほうは相変わらず原作通り。しかし細かいところを丁寧に活かしているので、けっこう楽しめます。ただ、恐らくはラグナレク編のみになるはずの映像化で、美羽の父親についての伏線は必要だったかどうか。まあ、美羽の家庭環境を仄めかすぐらいの意味はあったのでいいか。
いちおう美羽が主体のエピソードという扱いだからか、ＥＤはいつもと違うヴァージョン。美羽によるキャラクター・ソングに、原作初期に掲載されていた番外編４コマをあしらった格好になってます。……止め絵とはいえ本編より作画がいいのが切ない。
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